男性が医療事務で勤めた場合の給料はどれくらい?
医療事務は女性が多い職場ですが、男性では務まらないのかと言えば、そうではありません。逆に求められていると言った方がいいでしょう。女性職員の場合、結婚後に退職する確率が以前より低くはなったものの、依然として男性職員より高いのは否めなく、より長期間の勤務が見込める男性を幹部候補として求める傾向にあります。
現在は男女雇用機会均等法により、このような男女差別は禁止されていますので、男女に関係なく昇進の機会は与えられていますが、実際問題として女性の勤続年数が平均的に短いという現実が有り、男性へ依存する傾向が未だに残っている状態のようです。ただ一昔前に比べると、その割合はかなりの率で改善されています。特に医療事務に関しては女性に対する理解度は高いと言えるのではないでしょうか。
このように医療事務は男女に関係なく雇用機会は与えられています。ではお給料はどうでしょう?男女で賃金に差が有るのでしょうか?労働基準法では男女同一賃金の原則で「使用者は、労働者が女性である事を理由として、賃金について男性と差別的取扱いをしてはならない」となっています。しかし2010年の厚生労働省の広報によると2009年の労働者全体を平均して見た時の男女間賃金格差は女性が男性の69.8%正社員だけに限ると72.6%と、依然として格差が存在していて、先進諸外国と比較しても高い状態です。
話が少し逸れてしまいましたが、こういう現実であることを理解したうえで医療事務の賃金を見てみましょう。日本医療労働組合連合会によるデータで2009年度の平均賃金は初任給が高卒で157,439円で大卒は182,662円となっています。35歳時は高卒258,266円、大卒267,714円、50歳時は高卒335,803円、大卒349,769円となっています。この金額は男女の区別がない平均賃金ということで発表されています。
上記金額をどう見るかは個々の判断にお任せしますが、医療関係だけで比較すると初任給では看護助手やヘルパー・介護福祉士・歯科技工士・理学療法士・作業療法士と大差ありません。35歳時・50歳時になると一部より上回っているようです。興味が有る方は日本医療労働組合連合会のサイトでデータを見れますので比較してみると良いでしょう。
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